明太子の賞味期限は2週間?
明太子の賞味期限はだいたい14日。2週間くらいです。
短い賞味期限なので、明太子はついつい食べずに冷蔵庫で残ってしまいますね。
残ってしまいそうで買えない・・・。という不安の主婦さんも多いはず。
でも、大丈夫!
明太子は正しい保存方法で保管すれば、最大3ヶ月まで賞味期限が伸びます。正しい冷凍保存、冷蔵保存の仕方を知って、明太子をより長く美味しく召し上がってくださいね。
明太子は冷凍保存したら賞味期限が最大3ヶ月に?
一番のおすすめ保存方法は「冷凍保存」。これが一番賞味期限が伸びます。
商品ごとに変わりますが、冷凍ならだいたい1ヶ月から3ヶ月くらいは鮮度を保って保存できると思ってください。
分けて食べるなら冷凍保存が最適!
明太子というのは、じつは分けてラップに包んで冷凍保存するのが一番よくて、おすすめなんです。
例えば、明太子を180gや300g買った場合、1度に食べきるのはほぼ不可能ですよね。だいたい1食あたり、20gが平均で使われる明太子の量だと言われています。
つまりは、買った明太子は20gずつパック詰めして、冷凍保存するのがベスト!!
そうすることで、冷凍保存なら、賞味期限が伸びるだけでなく、1食ごとの料理や食事で使いやすくなるんですね。
- 明太子パスタ
- 明太子ごはん
- 明太子マヨネーズ
どんな料理に使う場合も、冷凍保存済の明太子を1袋だけ解凍すればOK。
明太子が残ってしまうこともなく、またむやみに解凍してしまうミスも防げます。
明太子の正しい冷凍方法は?
明太子はラップに包んで冷凍保存しよう
明太子の冷凍保存は、4パターンです。
- 買ってきたパックのまま、明太子をそのまま冷凍
- ラップに包んでから、タッパーで冷凍
- ラップに包んでから、ジップロックで冷凍
- 1食分ずつに分けた上で、ラップに包んで冷凍(タッパー or ジップロック)
このうち最もオススメの保存方法は、4の『1食分ずつに分けた上で、ラップに包んで冷凍』。
1食ずつ分けることで、食べる際の手間も省くことができて楽チン。さらに、ラップに包んだ明太子をジップロックでまとめれば、冷凍庫のスペースも節約できて完璧です。タッパーも悪くはないですが、いかんせん保存スペースを取ってしまうので、やや不満が出ます。
ここまでをまとめると、
せっかく冷凍をするなら、1食ずつ分けてから保存するのが大正解!!
手順としては、
- 明太子を買う
- 明太子が家に到着
- 明太子を1食分ずつ分ける
- 明太子を1つずつラップで包む
- 明太子をまとめてジップロック(or タッパー)に入れる
- 冷凍庫へGO!!
「買ってきたままを冷凍する」はおすすめしません。
やはりラップに包むことで、より密閉することができて明太子の匂いも冷凍庫内に広がらないので臭くもならないんです。
明太子を冷凍保存するメリット
明太子を冷凍保存するメリットは、つぎの4つ。
- 賞味期限が伸びる
- 1食ごとに使いやすくなる
- まとめ買いできるので、お得に買える。
- 食べきれなかった分も冷凍できる=より健康になれる
冷凍保存の最大のメリットは、明太子の賞味期限は、最大で3ヶ月に伸びること!!
普通の冷蔵なら、明太子の賞味期限は2週間ですから、なんと保存期間が6倍にもなるわけです。
保存期間が3ヶ月になれば、明太子の「まとめ買い」もできるようになります。
明太子は通販の場合、まとめ買いすると送料が無料になったり、お得なキャンペーンに参加できたりと、「よりお得なお買い物」ができるようになります。
明太子を食べきれずに、冷蔵庫の中でカピカピ……
という最悪の事態を防げるわけですね。
残った明太子を無理して食べる必要もなくなり、食べ過ぎる心配も防ぐことができる。痛風や高コレステロール値の予防にもなって、健康面にも効果ありの大メリットです。
明太子を冷凍保存するデメリット
明太子を冷凍保存すると、やや品質が落ちます。
これが冷凍保存の最大のデメリットです。人によっては気にならないかもしれませんが、やはり生の明太子に比べると美味しさが落ちてしまうのは否めませんね。
対処法としては、「安いスーパーの明太子をむやみに買わない」ということ。
明太子は加工食品ですから、元の味が重要。なので、海外産のあまり美味しくない明太子の場合、冷凍保存すると、より味がスカスカになってしまう恐れがあります。
せっかく冷凍保存で長持ちさせるなら、元の味が美味しい良い明太子を選ぶのが一番かしこい買い方。明太子も「安かろう悪かろう」ですからね。
明太子の通販なら、かば田食品さんの明太子が品質にもこだわっていて良いかなと思います。
当サイトでも食べ比べ比較をして、かば田食品の明太子が好きになりました。すごく美味しいです。ぜひぜひ、お試しください。
明太子は1度の冷凍なら鮮度や栄養素が失われない?
明太子はもともと冷凍されて保存されていた食品。
原料であるスケトウダラの収穫時期は1月から4月。なので明太子は、収穫後から加工調味が始まり、年中いつでも食べられるように「冷凍での保存」がされているんです。
ということは、家庭でも買ってすぐに冷凍すれば、急に栄養素がなくなるということは考えにくいですよね。
むしろ、明太子は冷凍保存に適している!!
当サイトでも実験してみましたが、1度の冷凍で鮮度が落ちて美味しくなくなるということもありませんでした。
もちろん、2ヶ月、3ヶ月と期間が伸びるにつれて味は多少劣化していくので、明太子の味にこだわる人は、早く食べることも大切ですけどね。
「明太子は冷凍すれば最長1年間まで賞味期限が伸びる」という説もありますが、明太子メーカーが推奨している「絵明太子を冷凍して美味しく食べれる期間」は、だいたい30日くらい。
つまり、冷凍保存した明太子はなるべく1ヶ月以内に、遅くても3ヶ月くらいまでに食べ切ること。それが明太子を一番美味しく食べられる方法ということですね!
明太子を冷凍保存する前にやるべきこと3つ
明太子は焼いてから冷凍しよう!
明太子は、冷凍する前に「焼く」のがおすすめ。
そうすることで、火を通してから冷凍することで、解凍後すぐに「焼き明太子」を食べることができるのです。
そのままおにぎりの具にすれば『焼き明太子おにぎり』になりますし、『焼き明太子ふりかけ』としてふりかけに使うこともできます。
サラダに混ぜることもできますね。
とくに妊娠している妊婦の人は、必ず焼いてから冷凍するようにしましょう。
加熱していない明太子は、冷蔵庫の中でリステリア菌を繁殖させます。感染を予防し、早産や流産のリスクを回避してくださいね。
もちろん、生の明太子を楽しみたい方は、焼かずにそのまま冷凍しましょう!
明太子は1食ずつ切り分けてから保存。面倒くさいなら…
冷凍保存するなら、明太子は「切り分け」しないといけません。
まとめて冷凍保存してしまうと、食べる際、冷凍した明太子を一気に解凍する羽目になります。でも、1回解凍した明太子をもう1度冷凍するわけにはいきません。味が劣化してしまうから。
でも、面倒くさい!!
この対処法は、「小分け」された昆布漬け明太子を最初から買っておくこと。
これなら初めから1食分の「25g」ずつ分けられていて、明太子を切り分ける必要もありません。12袋入っているので、手軽に12食分の料理で明太子を使うことができます。
かば田食品「小分けシリーズ」の明太子もいいですね。ばらこタイプなので、そのまま料理に使えて楽チンです。
明太子の解凍時との3つのポイントと注意点
明太子を解凍する前に皮むきをしよう!
「明太子の皮」が嫌いな人に朗報です!
明太子は冷凍時の凍った状態に包丁で切り込みを入れるだけで、かんたんに皮むきができます。
明太子を解凍したあと、切り込み部分から皮と取り除いてしまえばOK。
これが、最も楽に明太子の皮をむく方法!!
ぼくも明太子の皮が嫌いで、よく困っていました。なんとなく気持ちが悪いんですよね。同じように明太子の皮が好きじゃない人は、ぜひお試しくださいませ。
生明太子が食べたいなら「電子レンジ」を使わずに解凍しよう!
明太子の解凍時に、電子レンジを使うと、生の明太子ではなく「焼き明太子」のようになってしまうことがあります。
明太子を生で食べたい場合は、これを防ぐために、電子レンジを使わずに解凍しましょう。
具体的な解凍方法は、次の3つ。
- 冷凍された明太子を冷蔵庫に移し替えて1日待つ
- 冷凍された明太子を常温で放置
- 冷凍された明太を袋詰めしてお湯につける
一番のおすすめは「1」の冷蔵庫に入れる方法。
あらかじめ前日から準備をしておく必要がありますけどね。
また「2」の常温で放置する解凍方法も、解凍が早くできるメリットがあります。ただし夏場など、放置しすぎによって腐ってしまわないよう注意が必要。
最も早く解凍する方法が、「3」のお湯につける方法です。お湯の温度を調整することで、解凍時間も短縮できますし、今すぐに明太子料理が作りたい場合におすすめ!
用途や状況に合わせて、適切な解凍方法を選んでくださいね。
1週間以内に食べ切るなら冷蔵保存が最適?
冷凍より冷蔵保存の方が当然ウマイ!
明太子をすぐに食べきれちゃう場合は、冷凍ではなく、冷蔵保存を選びましょう。
冷蔵保存のメリットは、
- すぐに食べれば、味や鮮度も落ちない
- 明太子を買ったことを忘れにくい
- 解凍する手間がない など
より手軽に美味しく明太子を食べるには冷凍より「冷蔵保存」が良いんですね。
冷凍保存すると、ついつい明太子を買ったこと自体を忘れてしまいがち。「気が付いたら1年経っていた」なんてのも、意外とよくあることですよね。
しかし、明太子の冷蔵保存は、デメリットもあります。
- 1週間、2週間と味が劣化していく
- 密閉せずに冷蔵庫に入れてしまいがち
当然、冷凍保存の場合、明太子は早めに食べる必要があります。
2週間経過して、賞味期限が過ぎていた・・・・・・。なんて笑えません!!
密閉されていない、買ったままの状態で冷蔵庫に放りこんでしまう人が多いのも危険。冷蔵庫で明太子のリステリア菌が繁殖してしまうかもしれません。「市販の明太子容器にラップを巻く」だけでは密閉できないですからね。
なので、買った箱(容器)のまま保存するなら「真空パックになってるかどうか」も確認しましょう。
以上をまとめると、冷蔵保存の場合も、明太子は1食分ごとにラッピングしてからまとめて冷蔵庫に入れるのが正しい保存方法だと言えますね。
「それも面倒だな」という方の場合は、「小分け」された昆布漬け明太子を選ぶと、めちゃくちゃ楽なのでおすすめです。
さくっと明太子を食べたい人は、冷蔵保存を選びましょう!
明太子を常温で保管するときのコツと注意点
あと明太子の保存方法で注意しなければいけないのは、冷蔵保存や冷凍保存ができず常温で保管しないといけないという場面ですも。
例えば、お土産などで持参したり買って帰るときなど。
明太子を「常温」で持ち歩く必要がある場合に使える、コツと注意点をまとめておきますね。
明太子で常温保存するときの賞味期限はたった「12時間」
明太子は、常温保存が基本できません。
常温の場合、12時間くらいが賞味期限の限界です。夏場はもっと短くなります。
明太子の賞味期限を保存方法ごとにまとめると、
- 冷凍なら3ヶ月くらい
- 冷蔵なら2週間くらい
- 常温なら12時間くらい
こんな感じ。なるべく常温の環境はさけたいですね。
常温保存なら冷凍バックや保冷剤を用意しよう!
明太子を常温で持ち歩く場合には、次の2つ方法があります。
- 冷凍バックを用意し、明太子を入れる方法
- 保冷剤を用意し、明太子と一緒に袋詰めする方法
つまり、保冷剤や保冷バッグがあると便利!!
家庭用で持って帰るなら、
- 明太子を市販の容器から取り出す。
- 明太子を1つずつラップに包み、ジップロックに入れる
- そのジップロックに保冷剤も入れる
という手順で保存するのがおすすめ。
家に帰ったら、そのまますぐに冷凍や冷蔵ができるので、一石二鳥です!!
せっかく購入した明太子の味が悪くなったり腐ったりしてしまわないよう、注意してくださいね。
腐ってしまった明太子の特徴6つと注意点
最後に腐ってしまった明太子を見極める方法をご紹介。ついつい放置してしまった。っていう状況もありますからね。
腐った明太子の特徴は、つぎの4つ。
- 糸を引いている
- 妙にねばねばしている
- 異臭(酸っぱいニオイ)がする
- 乾燥して硬くなっている
糸が引いたり、ネバネバしている明太子は腐ってます!!
「4」の乾燥して硬くなっている明太子は、気づかず食べてしまう人もいるので要注意。とくに賞味期限が大幅にすぎている場合、夏場の暑い場合には、明太子が腐っている可能性大です!
この記事でまとめた「冷凍や解凍のコツ」を参考に、用途に合わせた明太子の保存方法をぜひ試してみてくださいね。

カミイチ ダイスケ

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