明太子の原料はたらこ?スケトウダラの卵巣という素材が明太子の美味さを決める!

明太子の原料はスケトウダラの卵巣?

「明太子の原料って何?」と聞かれたら少し困りますよね。なんとなく「明太子の原料はたらこだ」と答えてしまう人がほとんどではないでしょうか。

じつは、明太子の原料は「たらこ」ではありません。あまり知られていませんが、

スケトウダラという魚の卵巣

が明太子の原料なのです。

スケトウダラの卵巣は、唐辛子などで調味されるなど、食品加工によって明太子に生まれ変わります。

つまり、原料のスケトウダラの卵巣を塩漬け加工をすると「たらこ」、唐辛子漬け加工をすると明太子になるっていうこと。

ちなみにたらこの原料も同じく「スケトウダラの卵巣」。明太子と違って唐辛子ではなく「塩」を使いますけどね!!

明太子とたらこの「詳しい違い」はコチラです↓
本当に同じ?明太子とたらこの違いを徹底調査してみたぞ【方言・値段・添加物・塩分量】

明太子の原料スケトウダラってどんなもの?

とはいえ、スケトウダラって言われてもイメージ湧かないですよね。ってことで、画像を探してみるとありました!!

スケトウダラの画像

スケトウダラ、でかっ。

50cmは、かなり大きいですよ。だいたい生まれたての赤ちゃんが50cmくらいと言われているので、想像してみてください。

明太子の原料であるスケトウダラは、画像のように目が大きく、アゴがでているのが特徴。

卵巣は明太子とたらこになりますが、頭は魚粉として肥料に、白子は鍋やおでんの具になります。命をありがとうございます…。

明太子の原料スケトウダラはいつどこで獲れる?

スケトウダラの猟期は毎年12月から4月ごろまで。限られた期間しか獲れないので、明太子とたらこの製造をする人たちは、この時期に原料を確保するわけです。

スケトウダラの主な生息地は、

  • 日本海
  • 北太平洋沿岸
  • オホーツク海
  • カリフォルニア州沿岸
  • ベーリング海など

北海道の付近にスケトウダラは多く分布しています。たらこの主な産地は北海道なのはこのためですね。

北海道付近の日本海沿岸部では、スケソウダラの一本釣りも行われています。一本釣りで収穫したスケトウダラは、良質で痛みも少ないため明太子やたらこの原料として優秀です。ただし、希少なので販売価格は高くなりますね。

ちなみに、明太子とたらこの「旬」は11月〜1月。美味しい明太子が食べたい方はコチラも↓
明太子の旬はこの時期!旬の明太子の入手方法とベストな食べ方解説

明太子の旨さは素材のスケトウダラで決まる?

明太子は、博多で製造されます。人気明太子メーカーである「かば田食品」「かねふく」「辛子明太子の島本」も福岡県にあります。

しかし、明太子の旨さは「製造」だけで決まるわけでありません!

素材本来の良さが詰まっているスケトウダラの卵巣でないと、美味しい明太子にはならないのです。

では、明太子やたらこに適したスケトウダラの卵巣とは?

美味しい明太子をつくるには、

  • 薄くて張りのある皮
  • 粒子がたっぷり詰まっている
  • 腸管が閉じている

といったスケトウダラの卵巣を見つける必要があります。明太子の種類で「真子」と呼ばれるものは、良いスケトウダラの卵巣を使われていることが多いですね。

参考:明太子には真子・切れ子・バラ子の3種類ある?選び方と違いを解説【明太子の種類】

一方、皮が分厚く、粒子も未熟なスケトウダラの卵巣の場合、「味がイマイチな明太子」が出来てしまいます。結果、しっかりと味が染み込み、プチプチとした食感ある明太子にならないのです。

このように、原料にこだわると美味しい明太子が出来上がるわけですね。当サイトも優れた原料から作られた明太子で、さらに美味しく加工されたものを実際に食し、本当に美味い明太子だけを厳選しておすすめしています。

原料の資源不足で明太子業界に大打撃?

スケトウダラの資源量ですが、じつは年々減少傾向にありました。日本人の乱獲がその原因の1つとされています。

明太子の原料であるスケトウダラ自体が希少になってしまうと大問題。明太子は品薄となり、価格が大幅に上がってしまうかもしれません。漁獲量が減少して希少になっているキャビアのような値段にならなければいいのですが…。

良質な原料がたくさん獲れる今の内に、まだ安くて美味しくて明太子を食べておくのがいいかもしれませんね!

美味しい明太子が食べたいなら「原料の原産地」までチェックしよう

美味しい明太子を食べたいなら、原料にまでこだわるのがプロ。とりわけ、原料の原産地は重要です。

当サイトでは、レビューの際に原料の生産地も出来るかぎりチェックし、より良質で旨い明太子をおすすめできるように努力しています。

もちろん、米国産でも美味しいものは美味しい、国産でもイマイチなものはイマイチと評価します。明太子は製造方法によって大きく味が変わってしまう食品ですからね。

「明太子は命だ!」のサイト編集長として、原料へのこだわりを持って明太子と向き合っていきたいと思います!

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カミイチ ダイスケ

カミイチ ダイスケ

当メディアの編集長をしています。明太子と日本酒の組み合わせがお気に入り。映画メディアも運営中です。

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