明太子には健康に役立つたくさんの栄養素がたっぷり!?
明太子はそのままで食べても美味しく、明太子おにぎり、明太子トースト、明太子パスタなどいろいろな食材と組み合わせてもマッチする素晴らしい食材。
でも、素晴らしいのはそれだけではありません。
明太子には、私たちの健康維持に必要な「栄養素」がたくさん含まれているのです。
この記事では、明太子にたくさん含まれている栄養素のうち、
- ビタミン
- ミネラル
- 不飽和脂肪酸
の3つの栄養素について見ていきます。
明太子だけで9種類のビタミンが摂れる
明太子にはビタミンが豊富。なんと9種類ものビタミンが摂れるのです。
- 目の健康に効果がある栄養素『ビタミンA』
- 社会人が見逃せない栄養素『ビタミンB1』
- 発育に効果がある栄養素『ビタミンB2』
- 妊娠中の人に必須の栄養素『ビタミンB6』
- 年配の人に役立つ栄養素『ビタミンB12』
- 女性必見の栄養素『ビタミンC』
- アレルギー対策になる栄養素『ビタミンD』
- アンチエイジングにぴったり『ビタミンE』
- 健康な骨をつくる栄養素『ビタミンK』
というわけで、明太子で効率よく取れる栄養素ビタミンを1つずつご紹介していきましょう。
目の健康に効果がある栄養素『ビタミンA』
明太子に含まれるビタミンAには、以下のような健康的効果があります。
- 眼精疲労の軽減
- ドライアイの予防
- 視力低下の防止 など
目の健康に関わる効果ばかりですね。
スマホやパソコンを使用する機会が多い現代人にとって、目の健康につながるビタミンAはすごく大切。「目は脳の一部」と言われるほどですからね。
目を健康にするためにも、明太子を食べてビタミンAを摂りましょう。
社会人が見逃せない栄養素『ビタミンB1』
明太子に含まれるビタミンB1には、以下のような健康的効果があります。
- 疲労回復
- 集中力持続
- 風邪予防 など
疲労回復や集中力維持、風邪予防、どれも社会人には見逃せない健康効果ですね。いえ、学生さんにとっても、勉強や入試に効果がありそうです。
疲れやすい、集中力が長く続かないという人に明太子はおすすめなのです。
発育に効果がある栄養素『ビタミンB2』
明太子に含まれるビタミンB2には、以下のような健康的効果があります。
- 健康な肌、爪、髪を再生する
- 皮膚や粘膜を正常に保つ など
「発育」に役立つ効果が多いので、大人はもちろん、特に子どもに必要と言えるでしょう。
ビタミンB2には美容やダイエット効果もあるので、女性にもおすすめです。美しさを保つために大切な栄養素と言われていますね。
好き嫌いがないよう、小さいころから明太子を食べる習慣をつけてさせてあげてくださいね。
妊娠中の人に必須の栄養素『ビタミンB6』
明太子に含まれるビタミンB6には、以下のような健康的効果があります。
- 貧血防止
- つわり軽減
- 妊娠中毒症の予防 など
どれも妊娠中の人には必要な効果ばかりです。
妊娠中毒症は深刻な場合、流産や未熟児にもつながるので、普段から明太子を食べて、しっかりビタミンB6を摂っておきたいですね。
しかし、妊娠中の人が明太子を食べる際には気をつけるべきことがあります。明太子にはリステリア菌という感染症のリスクがあるので、加熱をせずに生で食べてはいけません。
詳しくは1度こちらに目を通してくださいね↓
妊婦が生明太子を食べてしまったら?妊娠中の明太子とたらこの影響【リステリア菌を加熱殺菌】
年配の人に役立つ栄養素『ビタミンB12』
明太子に含まれるビタミンB12には、以下のような健康的効果があります。
- 肩こりの緩和
- 腰痛の改善 など
運動不足になりがちな現代人にとって、ビタミンB12は必須の栄養素です。肩こりや腰痛に悩む人はとくに。
ビタミンB12は上記以外にも、アルツハイマーや認知症にも効果があると言われており、年配の人がしっかり摂っておきたい栄養素。老若男女問わず、明太子の栄養素は「健康の味方」なのです。
女性必見の栄養素『ビタミンC』
明太子に含まれるビタミンCには、以下のような健康的効果があります。
- 美肌
- シミ・シワ予防
- ニキビ改善 など
肌の健康に関わるものが多く、ビタミンCは女性が見逃せない栄養素。
代謝を上げてくれるのでダイエット効果もあり、脚やせ、半身やせに効果があります。リンパの流れや血流を改善してくれる「エステ効果」が嬉しいですね。
明太子の美容効果について詳しくはこちら↓
明太子で美容ダイエット?辛子明太子に隠された女性必見の美肌効果!!【レシピ付き】
アレルギー対策になる栄養素『ビタミンD』
明太子に含まれるビタミンDには、以下のような健康的効果があります。
- 花粉症予防
- アトピー(皮膚炎)予防
- 喘息予防 など
ビタミンDは、アレルギー関連の症状を予防・改善するのに役立ちます。
花粉症やアトピーなどアレルギーに悩んでいる人は、薬を飲むのもいいですが、栄養面を見直すのも効果的。花粉の辛い時期だけでなく、1年を通してビタミンDを摂取することでアレルギーに強い身体が作られます。
その点、少量ずつ食べられる明太子がおすすめなのです。
アンチエイジングにぴったり『ビタミンE』
明太子に含まれるビタミンEには、以下のような健康的効果があります。
- 抗酸化作用
- ホルモンバランス調整
- 血行促進 など
ビタミンEは、抗酸化作用によるアンチエイジング効果があるのです。また、更年期のホルモンバランスの乱れも調整してくれます。
血行促進による冷え性改善、肩こり緩和など、女性や年配の方にとって重要な健康効果ばかり。ビタミンEを明太子で摂取してくださいね。
健康な骨をつくる栄養素『ビタミンK』
明太子に含まれるビタミンKには、以下のような健康的効果があります。
- 丈夫な骨をつくる
- 血液をサラサラにする など
ビタミンの中ではあまり聞きなれないビタミンK。でも、健康な体づくりに役立つ効果があります。
丈夫な骨をつくることで骨粗鬆症の予防にもつながりますし、血液をサラサラにして生活習慣病の予防にもつながります。健康を考える上で、ビタミンKは見逃せない栄養素なのです。
明太子にはミネラルも豊富に含まれている
ミネラルは、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミンと並んで「5大栄養素」の1つとして数えられています。
厚生労働省は、亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ヨウ素、リンの13種類をまとめて『ミネラル』と呼び、健康増進のための重要な栄養素と位置付けています。
というわけで、明太子に含まれるミネラルを1つずつご紹介していきましょう。
男性に嬉しい栄養素『亜鉛』
明太子にはミネラルの1つ『亜鉛』が含まれています。健康的効果は以下の通り。
- ED(勃起不全)改善
- 筋肉増強
- 抜け毛防止 など
EDや抜け毛は男性にとって大きな悩みですが、亜鉛を摂ることで改善につながります。その他、筋肉増強の効果もあるので、体づくりにも欠かせません。
亜鉛はなかなか摂取しにくい栄養素ですから、男性の皆さまは積極的に明太子を食べてくださいね。
短気な人におすすめの栄養素『カルシウム』
明太子にはミネラルの1つ『カルシウム』が含まれています。健康的効果は以下の通り。
- イライラ解消
- 高血圧予防
すぐイライラする短気な人は、高血圧な人の場合が多いって知ってますか?
カルシウムを十分に摂取することは、イライラ解消や高血圧の予防につながります。また、ストレスはいろんな病気を引き起こすので、カルシウム不足にならないような食生活が大切。
明太子を食べてカルシウムを摂り、イライラ&高血圧をやっつけましょう。美味しい明太子を食べれば、さらにハッピーに!
頭痛に効果のある栄養素『鉄分』
明太子にはミネラルの1つ『鉄分』が含まれています。健康的効果は以下の通り。
- 頭痛の改善
- 動悸・息切れの予防
鉄分は酸素を供給してくれる役割があります。
鉄分を摂ることで、脳や心臓にしっかりと酸素が行きわたり、頭痛や動悸、息切れの改善につながります。慢性的な頭痛(偏頭痛)に悩まされている人は、明太子を食べるのがおすすめ。
ぼくも明太子を食べるようになって頭痛が減ってきた気がしますね。
むくみ解消効果のある栄養素『カリウム』
明太子にはミネラルの1つ『カリウム』が含まれています。健康的効果は以下の通り。
- むくみ解消
- 利尿作用
カリウムは「むくみを解消」する効果が期待できます。むくみの原因であるナトリウムを体外に排出して、体内の塩分代謝を調整する働きがカリウムにはあるのです。
利尿作用は、カリウムによるナトリウム排出のために起こります。明太子の塩分については注意が必要なので、明太子の食べ過ぎや塩分の多い食品との食べ合わせには注意が必要ですけどね。
詳しくはこちら↓
明太子は塩分多すぎ?病気やむくみの原因と予防方法を解説【減塩明太子とカリウム】
明太子の不飽和脂肪酸DHA・EPAでコレステロールを下げよう
明太子には不飽和脂肪酸である『DHA』と『EPA』も含まれています。
DHAとは、ドコサヘキサエン酸の略称。
EPAとは、エイコサペンタエン酸の略称。
DHAは記憶力や学習能力の向上に効果があります。人体で生成できないので、食事で摂取しなければいけない栄養素ですね。DHAは、イワシやアジなど青魚の頭部にも多く含まれています。
EPAは血液をサラサラにする、血管年齢を若く保つなどの効果があります。EPAも青魚にたくさん含まれていて、DHA同様、食物からしか摂取できない栄養素ですね。
2つの不飽和脂肪酸DHA・EPAは、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効果があります。
このような栄養素が、明太子を含む海鮮類には多く含まれています。「お肉より魚を食べなさい」とよく言われているのは、これが理由ですね。
明太子のコレステロール値について、詳しくはこちらをどうぞ↓
明太子はコレステロール値が高い?脂質異常症や心筋梗塞の原因と予防方法【悪玉と善玉】
明太子を食べることで得られる健康的効果とは?
明太子は様々な病気予防をサポートしてくれる
明太子に含まれる栄養素には、「病気を予防」する効果があるのです。
例えば、
- ガン
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
- うつ病 など
どれも重篤な症状の病気ですね。なかには死に至る病気まで・・・・・・。
しかし、明太子に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素が、これら重病を予防する働きを持っています。生活習慣や食生活を改善するなかで、うまく明太子を取り入れていきたいですね。
しかし、明太子は病気の原因にもなりえる!?
ただし、明太子に限らず、どんな食品でも食べ過ぎは禁物。
明太子には、
- 塩分
- コレステロール
- プリン体
- カロリー
という注意すべき要素もあります。なので、食事全体のバランスを考えた上で、1日の食べる明太子の量を決めるのが一番のおすすめ。
食べ過ぎさえ気をつければ、明太子は豊富な栄養素が摂れるすばらしい食品ですからね。
だいたい1食20gあたりが、一般的な明太子の量となっています。明太子の栄養素をうまく摂りつつ、病気の予防を心がけていきたいですね。
病気にならないための明太子の食べ方はこちら↓
明太子の食べ過ぎによる病気リスク一覧。健康のための予防方法は?
明太子の栄養素を活かした健康レシピ
明太子のポテトサラダ【ガン予防レシピ】
【材料】※2人前
- じゃがいも 3個
- きゅうり 1/2本
- 玉ねぎ 1/2個
- 明太子 1腹(皮は使いません)
- マヨネーズ 大さじ2杯
- バター 大さじ1杯
- 麺つゆ 大さじ1杯
- 塩コショウ 適量
【作り方】
- じゃがいもの皮をむいて、電子レンジで5〜6分加熱する
- きゅうり、玉ねぎを薄くスライスする(A)
- 加熱したじゃがいもをボールなどに入れてすりつぶす
- ボールにA、明太子、マヨネーズ、バター、麺つゆ、塩コショウを入れ、よく和えてできあがり
【この料理のポイント】
これは明太子に含まれるビタミンEと、じゃがいもに含まれるビタミンC、ダブルの抗酸化作用が働く健康レシピです。抗酸化作用により、ガンの原因である活性酸素を除去してくれます。
明太子とマヨネーズは相性バッチリなので、味も問題なしですね。
食パンにポテトサラダととろけるチーズを乗せて、トーストにして食べるのもおすすめですよ。

山本ユーキ

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