2016年のご飯のお供ランキングTOP10
ガス製品メーカーのリンナイ株式会社がアンケートを取って調査した「ご飯のお供ランキング」に、われらが明太子もランクインしているらしいです。
明太子の人気はいかほどか。
まず、2016年の最新ランキングを見てみましょう。
1位:納豆!
ご飯のお供の第1位は「納豆」。いやー分かりますね。納豆先輩にはなかなか勝てませんね。大先輩。納豆はごはんとの相性も抜群です。
納豆といえば、歴史的には「11世紀半ば」から活躍している言わば大ベテラン、いや師匠クラスの大御所のおかずですから。
明太子の歴史は、せいぜい70年くらい。「ご飯のお供」として親しまれてきた時間が全然ちがうわけなので、これは仕方ないです。
でも、「明太子納豆」っていうレシピがあるんですよ。明太子はどんなおかずにも相性がいいのが取り柄ですから、最強なんですよねぇ。
2位:明太子とたらこ!
明太子、2位です!やはり、ごはんと一緒に食べるなら明太子ですね。
明太子だけじゃなくタラコの票も一緒になってるので、少しずるい気もしますが、そこは多めに見てください。明太子とたらこは親戚みたいなものですから。
明太子は美味しいですよね。辛味成分も含まれているので、明太子とごはんを一緒に食べるだけで食欲が増すというメリットもあって。
食欲が落ちがちな夏場にもぴったりで、夏バテ防止にも最適。明太子は命だ!
3位:焼き海苔と味付け海苔!
3位は「海苔」。焼き海苔と味付け海苔ですね。
味付け海苔の誕生は1869年ごろなので、おかずとしての歴史は150年くらいあります。
一方、明太子の誕生は1949年ごろ。おかずとしての地位では、海苔を後ろから一気に抜いてしまったわけです。
海苔はごはんに巻いて食べると美味しいですよね。でも、明太子を含んだごはんを海苔で巻く方が、美味しくないですか?想像してみてください、海苔巻き明太子ごはん。ぜったい美味しいですよ!
4位:漬物!
漬物が4位です。分かります、美味しいですよね漬物。
ただ、漬物って「ジャンル」なので、ざっくりしすぎですよね。種類は山ほどあります。
たくわん、奈良漬け、浅漬け、べったら漬け、らっきょう、あとキムチも漬物です。
漬物の4位が、これら全漬物への票の合計だと考えると、明太子の2位はやはりとんでもなく凄いということになりますね。キムチなんか完全にライバルなんですが、明太子の勝利ってことでいいですかね?
5位:生卵!
5位は生卵! 生卵とごはんってことは、つまり「卵かけごはん」ですよね?いわゆるTKG。
卵かけごはんは定期的に食べたくなりますね。醤油の量を調整したり、卵かけ御飯専用のタレをかけたり、味の調節もできるし。
でもおかずっていう感じではないですね。卵かけごはんってのは、冷蔵庫の中に「生卵」しかない!ってときの最終兵器的な料理です。うーん。「明太子卵かけごはん」も今度作ってみようかな?
6位:佃煮 !(のり、昆布、貝など)
佃煮が6位!いやー佃煮って子どもは全然食べないですよね。ものすごく大人のおかず。
じつは明太子も大人に大人気のおかずでして、基本的に20代以下はターゲット外であります。日本酒やパスタに合うので、おじさんや女性がよく好んで食べるんですよね。
ただぼくは20代前半の頃から、明太子は大好きでした。居酒屋で日本酒と一緒に食べる明太子は最高…。あー、明太子食べたくなってきたなぁ。
7位:梅干し!
7位は梅干し。
梅干しといえば、「好きなおにぎりランキング」でよく明太子と首位争いをしているおかずでして、もう完全に明太子のライバル的存在であります。
梅干しは日本では平安時代から食べられていたそうで、日本人にとっては馴染み深いごはんのお供ですが、最近の人はあんまり食べてない印象。
おにぎりの具にするのも昔の人は梅干しくらいしか無かったのかもしれませんが、今はバラエティ豊富で候補がたくさんありますよね。明太子だけでも、たらこ、明太子、めんたいマヨネーズなど。うーむ。明太子おにぎりは最強だ!
8位:ふりかけ!
ふりかけが8位です!
「元祖のふりかけ」と呼ばれているふりかけを知ってますか?
熊本で売り出された『ご飯の友』という名前のふりかけです。このランキングにぴったりですね。カルシウムが不足している日本人のために作られたふりかけらしいです。
ふりかけは、1920年ごろには日本の各地で誕生しているらしいです、今でもお弁当のご飯にかけたりしますよね?ちなみにぼくが好きなのは「明太子ふりかけ」と「のりたま」です。
9位:しらす、ちりめんじゃこ!
しらす、ちりめんじゃこが9位!
魚系は、そのままでも美味しいですが、味が薄いなってときは醤油や白だしでより美味しくできるのがいいですよねぇ。
ただ、しらすやちりめんじゃこをスーパーで買うとけっこう値段が高い。毎日食べようと思ったらデカイ出費になりそうです。でも美味しいちりめんじゃこもあれば、そこまで美味しくないちりめんじゃこもあるので、ケチっていたら食を楽しめません。
それは明太子も同じで、スーパーで適当に買う明太子より、ちゃんと厳選したお店の明太子の方が、断然旨い!
10位:鮭フレーク!
鮭フレークが10位です!
鮭フレークって、鮭の身をほぐして塩味をつけたもの。お茶漬けとしてもおにぎりの具としても、もちろんご飯のふりかけとしても使えますよね。鮭フレークってたまに食べると旨いんですよ。おかずが足りないときに重宝します。
ただ、変な安い鮭フレークだと、めちゃくちゃまずい場合があるので注意。失敗をしたくない方は、多少高くてもちゃんとしたメーカーの鮭フレークを買ってください。
そういえば「明太子フレーク」ってのも発売されてますが、これもびっくりするほど美味しい。明太子の缶詰になってて食べやすいので、ぜひ試してみてほしいですね。
参考:明太子は缶詰も旨い!おすすめ人気商品と缶詰を使った簡単レシピ(後日公開)
2015、2013、2011年のご飯のお供ランキングTOP3!
つぎは2015年、2013年、2011年のご飯のお供ランキング。3年とも、上位3位は固定なので、まとめてご紹介しましょう。
はたして明太子は入っているのか?
- 納豆(1位)
- 明太子とたらこ(2位)
- 生卵(3位)
納豆が1位で、明太子とたらこが2位でした。
明太子とたらこの人気はさすが!
でもやはり不動の1位は納豆なんですかね。リンナイの「ご飯のお供ランキング」でも1位だったし。
3位は生卵になっていますね。リンナイのランキングだと「海苔」だったので、ネット民は『卵かけ御飯(TKG)』が好きなのかも。
このランキングは、インターネットアンケート事業を展開しているマイボイスコム株式会社が1万人以上に調査して作られたもの。信頼できそうですね。
明太子はおかずとして実際食べられてる?
ご飯のお供ランキングで2位の明太子ですが、「実際に食事のとき食べてるか?」というランキングでは、明太子は4位です。
好きだけど、冷蔵庫に入っていない。ということなのかもしれませんね。もったいない!!
塩分や添加物が気になる人も多いかもしれません。
参考:明太子は塩分多すぎ?病気やむくみの原因と予防方法を解説【減塩明太子とカリウム】
参考:明太子の添加物は健康の敵?大丈夫。無添加・無着色もありますよ!
でも、明太子は正しく食べれば、塩分も抑えることができます。栄養素も豊富。食わず嫌いにはならずに、明太子の良さが皆さんに伝わると嬉しいです。
おかずに最適なのは明太子だ!
というわけで、いろいろなランキングを見てきました。
明太子は「ご飯のお供」の地位をしっかり確立していますね。
レシピを工夫すれば、パスタにもおにぎりにも使えますし、お酒にも合います。明太子は最強のご飯のお供なのです。
皆さま、良い明太子を買って、美味しくご飯をお召し上がりくださいね!

カミイチ ダイスケ

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